2014年09月12日
終末に見る景色が、これなら幸せなのかも

7月に亡くなったおじさんが、生前、
「寝ていて、白いカーテンがみえたよ。
もうだめかとおもったけれど、戻ってきた。」
そんなことを言ってました。

風のガーデンは、ホテルから、1500M離れた位置にあります。
ちょっと小高い丘の森の入口にたっています。

テラスに座って風の音を聞くだけで、物語の中に入っていけそうです。

イングリッシュガーデンって造語らしいのですが、バラバラに植物を植えているようですが、
計画的にきちっと、植えないとこんな庭にならないようですね。

ガブリエル像です。
ガブリエル(神のことばを伝える天使)は「終わりの日」に関するその幻の意味についてダニエル(預言者)に説明する。
と旧約聖書にあります。
終末医療についても、描かれた番組でしたから、ガブリエル像は、必要なものだったのでしょうね。

このキャンピングカーは、主人公が森の中にかくれるようにして、家族を見守っていた場所にあるのです。
この近くまで、いけません。
家の裏側には、手入れされた森が広がってました。

裏から見た建屋です。

質素ですが、よく手が行きとどいた庭をみながら、心しずかに、季節の移りわかりを
感じることが、できる生き方って、幸せだと思います。
言葉が流れる 果てしなく 降り止まぬ 雨のように
荒々しく すり抜けていく 宇宙を 横切って
悲しみと 喜びとが こもごも我が 心を行き来し
わたしは恍惚そのもの
このような景色に思いをよせるのは、私の義姉が、癌で6月に亡くなったこと。
そして来年60歳になるという現実。
能力の減退と、体力の衰えを感じること。
だれでも、通ってくる道ですが、より一層興味深い風景に見えてしまうのです。
ルーファスウエインライトは、カミングアウトしてゲイと表明している歌手です。
ガブリエルにダブらせています。
Posted by
takotyu
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07:11
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