2015年09月25日
人間と動物の違い。

「人間は、自分が、あるいは知っているすべての人間がいつか必ず死ぬ、ということを知っているが、
動物は自分がいつか死ぬ、ということを知らない。」
先日(9月の始め)、椎名さんの講演会があるというので、富士市の図書館で整理券をもらうために、ならびました。
椎名さんには、かなり影響受けていてキャンプしながら、あっちこっちへ行ったり、山にのぼったり、読む本だって、多岐にわたって
読んでるつもりですよ。
「さらば国分寺のおばば」これが最初かな。
いちばん影響うけてるのは、なんでも自分のおもっていることを、文章にすること。
ブログってのは、それができるってことですね。
実は、最近のエッセイは拾い読みで真剣に最後まで読んでいないから、何度も同じ本を図書館で借りてしまう。
歳をとって集中力がかけてきてるのかもしれないね。
それにしても、図書館で一番にならんだつもりが、裏の入口から入ってきた人たちに先をこされて、5番目だったことは残念でした。
最初の文章は、家の犬ももうじき17歳になるんで、散歩のお伴もできなくなるのかな。
なんて思うときがあるし、近くでばたばた人が死んでいくんで、心に響いてしまいました。
死ぬなんて知らない方が幸せなのかなあ。
私が死ぬとき、死んだとき、死んでこの世を去るとき
1人の子供が生まれるでしょう、そして世界は続いてゆく、世界は続いてゆく
キリスト教の死生感が、死んだら、単なる亡骸で、天国に行くか、地獄にいくかでってはなしでしょ。
この歌にうたわれてるのは、輪廻転生の世界観なんです。
こういう考え方はしないのな。と思っていたけれど、どうなんでしょう。
この歌が発表されたときは、彼女が19歳のときで、
天国が、あるとは、信じないが、地獄がないといい。
そんな歌詞があるんで、若いときの感性ってやつだね。
40代で、乳がんが原因でしんでしまうんだけれど、
どんな気持ちだったんだろう。
シンガーソングライターって、気持を歌にしてるのが、多いから、もっと深く聴いてみたいな。